■ER-PSX
LEVITON社製のコンセントにクライオ処理を施したものと交換しての試聴となります。
まず最初に、 このコンセントを評価するには最低3日の通電が必要だと言うことを書かせていただきます。
交換直後から2日目辺りまでは少々ハイ上がりで低域があまり(ほとんど)出てこないのですが、 通電から3日ほど経過すると信じられないくらい大化けします。
一般に出回っている銀または純銀を用いた製品が出す音とは真逆の音色、 つまり、柔らかく、優しく、暖かく、そして力強い音色を聴かせてくれます。
そして低域と高域のリミッターが外され、 深く野太いのに誇張間の一切感じられない軽やかで柔らかな低域、 ただひたすらどこまでも伸びていこうとする優しい高域。
音楽を聴くのに無駄な力は一切必要ない、音楽がそう語りかけてくれます。
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CP-PS
8,500円(1個)
PSE電気用品安全法適合品 |
■ER-PSEX
上記のER-PSXとの比較試聴になります。
ER-PSEX(以下、PSEX)はER-PSX(以下、PSX)ほどエージングは必要ありませんが、 それでも最低2日は通電が必要なようです。
交換直後はPSX同様ハイ上がりで低域の出ないコンセントだと思ってしまうのですが、 ある意味余裕残しの様な、とんでもない可能性を秘めているのを隠しているかのような鳴り方をします。
約2日が経過するとその秘めた可能性が一気に爆発します。
音色がスピーカーから離れて宙を舞い、尾を引く様に空中に消えて行くのです。
周波数のバランスがPSXと比較して限りなくフラットに近づいたのか、 大編成のオーケストラなどでは特定の楽器が誇張されるように鳴るのではなく、 楽器の前後左右の位置関係が事細かに把握できるほど空間の再現能力が大幅に向上します。
また、低域と高域のリミッターが更に高い次元で外れ、 全帯域において一切ピークを感じることの無い素晴らしい演奏が目の前に展開されます。
ここぞと言う時の大太鼓の一撃、演奏の最後を締めくくるシンバルの一撃、 繊細で力強くて優しいバイオリンの音色、十人十色の魅力的な声色など、 これら全てをありのままに、鮮明に、そして表情豊かに再現するためにはPSEXが必須であると断言します。
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ER-PSEX
120,000円(1個)
PSE電気用品安全法適合品 |
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